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Q.B式グフ製作法


2:引き出し式関節の製作

ガンプラをかっこよく見せるコツのとして
大股開きしても足が地面にピッタリくっついている(接地性が高い)
ということがあります。
接地性を上げる工作として、”引き出し式関節”というものがあります。
「ガンダムウエポンズ 第08MS小隊編」にも掲載されているやり方ですが、
MGグフは容易にこの加工が行えるのです。

←写真を見てもらえると分かりますが、
左がキットのまま、右が引き出し式関節にしたものです。

向かって左側の足は斜めになって地面についていません。
対して右側の足は関節部を引き出し式にすることで
可動範囲が広がり、地面に足がきちんとついています。


関節の新造というとムツカシそうに見えますが、
ノコギリとヤスリがあれば誰でも簡単に出来ます。


まずは足首側のボールジョイントをカット。


ボールジョイントの跡地に市販のボールジョイントの受け部を取り付け。
ここではWAVEのボールジョイントを使っています。
種類も豊富で、ABS製のため保持力が異常に強く、オススメです。
なお、ボールジョイントとプラパーツは材質が違うため、プラ用接着剤が使えません。
瞬間接着剤でつけてもよいのですが強度が必要なため、
真鍮線でお互いのパーツをつなげてやるといいでしょう。


脚部のフレーム側は、ポリキャップの受け部をカット。
跡地に4,5mmの長さに切り出したプラパイプを接着し、
左右のパイプでポリキャップをはさみ、ボールジョイントの
軸をポリキャップで受けるようにします。
プラパイプはタミヤの5mm(内径3mm)のものを使用しています。
ポリキャップの軸の方がパイプよりやや細いため、
瞬間接着剤で軸を太らせ、ポリキャップとパイプをきつめに接続しましょう。


足首の軸を脚部のポリキャップの穴に通して完成。
写真の通り、脚部が大きく上下することで可動域が広がり、
接地性が格段に上がります


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